過去の展覧会情報Exhibition

　旧石器時代が終わったおよそ一万三千年前から、約一万年続いた縄文時代。当時の人びとの暮らしのなかで作られた、さまざまな道具に表現された美意識に焦点を当てた展覧会を見に行った。 その時の衝撃は今もあるが、あるだけで表出できぬまま二年になる。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こくたせいこ   出雲市平田町出身で京都市在住のろうけつ染め作家の展覧会...

作陶生活の中で幾度となく繰り返してきた窯焚き。萩焼の伝統の中長く使ってきた陶土や釉薬も、組み合わせを変え火の焚き加減を変化させると更に豊かな表情を生み出します。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新庄貞嗣     作家在廊日　９月２３日～２７日...

名古屋の東、旧東海道沿いの町、有松で江戸時代より伝えられている絞りの技。 手慣れた技から絞りの紋様が生まれます。 ８０才、９０才の高齢の女性が現役で作業される姿は美しい。 伝統工芸を受け継ぐ若い活躍も頼もしい。   出展　着物・洋服・スカーフ・のれん・バッグ・手ぬぐい・ネクタイなど  ...

出雲に生を受け、齢八十二の今。 心惹かれるままに絵筆を走らせた幸せな時間を振り返り、16年ぶりに個展を開くことにいたしました。 優しく温かく私を育んでくれた山陰の豊な自然。 臼杵の磨崖仏に魅せられて以来、長く日展のテーマにしてきた神仏の御心。 また近年は亡き妻の故郷益田の地に眠る歌聖・柿本人麻呂や画聖・雪舟への思いを深めつつキャンパスに向かう日々を過ごしています。 ご高覧ご批評賜ればうれ...