ギャラリー高瀬川は出雲市の中央通りと高瀬川の交差点にあります。
沼沢や砂地など荒地の多かった出雲の開田のために大梶七兵衛によって作られた水路、それが高瀬川です。
その川面の煌めきは人々の暮らしの礎として慕われ、文化を育んできました。
今も変わらず穏やかな水面をたたえる高瀬川は、忙しい毎日の中で足を止め、一息をつくやすらぎの場所になっています。そんな日常の休息に、交差点に立ち止まった偶然に、気取らず、親しげに覗いていただける小窓、それがギャラリー高瀬川です。
ギャラリーは窓をふんだんに使い、自然の光、自然の空気の中、オープンな空間を演出しています。
それは、皆様の生活の空間と同じ。
日々の生活の中で美にふれる幸せを、特別のものでなく、楽しんでいただきたいと願っています。
ギャラリー高瀬川では、元来の家業である「雛人形」「五月人形」「盆提灯」の紹介はもちろん、四季折々に姿を変える柳を背景に日本画、洋画、陶芸、染物など多種多様な展覧会を行っています。
良い仕事は人に感動を与えると信じ、皆様に見ていただきたい、使っていただきたいと自信をもってご紹介ができるよう、自分の目が曇らぬよう、日々勉強を積み重ねていきたいと思っています。
どうぞお気軽に足をお運びください。